普段なにげなく飲んでいるミネラルウォーター。みなさんはミネラルウォーターを選ぶポイントって何ですか? パッケージがカワイイもの? なんとなくダイエットによさそうなもの? ミネラルウォーターを選ぶ際にぜひ覚えておきたいのは「軟水か硬水か」という基準。一度は耳にしたことがあるかもしれません。
「軟水」と「硬水」の違いをはかる数値を「硬度」といいます。
「硬度」とは、水1Lの中に溶け込んでいるカルシウムとマグネシウムの合計量を数値化したもの。日本では一般的に、その数値が178mg未満を「軟水」、178mg以上357mg未満を「中間水」、357mg以上を「硬水」と呼びます。
そこで、最近注目されているのが「超硬水」と呼ばれるミネラルウォーター。その名の通り、硬度が硬水のさらに上の数値もので、一般的にカルシウムとマグネシウムの合計値が1000mg/L以上のものを言い、硬度が高い水が採水されることが多いヨーロッパでは定番のミネラルウォーターです。
ではそもそも、女性にとってカルシウムとマグネシウムはどういう効果を発揮してくれるのでしょう?
カルシウムには代謝がアップし、体内のカロリー消費を助けてくれる作用があります。またイライラなどの精神的な不安定をやわらげる働きもあり、実は日本人にもっとも不足しているミネラルのひとつなのです。
一方、マグネシウムにはカルシウムの働きを助け、血流を安定させる作用があります。また、腸の中の水分を便に吸い寄せて便をやわらかくする作用もあるので、ダイエットの大敵・便秘の解消にも効果的です。また疲れづらくなる働きもあります。
カルシウムとマグネシウムがたくさん含まれた「超硬水」は、エイジレスな美しさを保つヨーロッパの女性たちの美容と健康のためのサポートウォーターなんだそう。
もっとキレイになりたい! そんな女性の永遠の願望をかなえてくれる「超硬水」、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
※参考:早川光『ミネラルウォーター・ガイドブック』新潮社
次回の第2話では、
アクアマエストロに質問!硬水ってどうして体にいいの?をご紹介します。
お楽しみに!